おうちdeぷれじーる

プロジェクトカテゴリ : フード

このプロジェクトは、
自然からのメッセージがたくさん入っている手作りのお菓子を通して、
召し上がってくださる方はもちろん、地元生産者、クリエイター、アーティスト、宿スタッフほか、
様々な「ヒト」の「笑顔と喜び」につながることを思い描いてスタート。

信州の新鮮な野菜や果実、お庭のハーブを使ったお菓子など、
「ぷれじーるお菓子工房」の新商品とサービス開発の支援を募るプロジェクトです。

リターンには、標高1500メートルの高原にある、小さな工房で造ったお菓子を中心に、
皆様が「おうちで信州を楽しめるセット」をご用意しています。

このプロジェクトについて
このプロジェクトは、
自然からのメッセージがたくさん入っている手作りのお菓子を通して、
召し上がってくださる方はもちろん、地元生産者、宿スタッフ、クリエイター、アーティストほか、
様々なヒトの「笑顔と喜び」につながることを思い描いてスタート。

信州の新鮮な野菜や果実、お庭のハーブを使ったお菓子など、
「ぷれじーるお菓子工房」の新商品とサービス開発の支援を募るプロジェクトです。

リターンには、標高1500メートルの高原にある、小さな工房で造ったお菓子を中心に、
皆様が「おうちで信州を楽しめるセット」をご用意しています。



ごあいさつ

こんにちは、長野県 菅平・峰の原高原の宿「ぷれじーる」の田隝加代子(たじまかよこ)です。
ライフ・リフトのみなさまには、いつも多くの学びや、パワーをいただき、本当に感謝しております。
ありがとうございます!

1994年に高原の小さな宿として開業以来、ぷれじーるは厳選した新鮮な地元食材で提供するディナーや焼き立てパンの朝食で、お越しいただいたお客様にご好評をいただいております。
標高は1500m。星空も美しく、菅平牧場やスノーゲレンデに隣接している絶好のロケーションは、アクティブなアウトドアを楽しむ方にも、静かな滞在で安らぎを求める方にも、ワーケーションや企業研修合宿などにも喜んでご利用いただいております。


時代の変化と共に

これまで、生産者の皆さんとの関わりの中で、美しくも厳しい自然の中での仕事について様々な話を聞いてきました。
育てる思いや地域のこと、形や見栄えが悪いために市場に出すことができない生産物のことや、旬の時期には忙しくて加工まで手がまわらない現実、自然環境の状況によって売上が大きく変わること、充分に美味しく食せるのに廃棄せざるを得ない野菜や果実のことなどなど。

そんな中で、一昨年の台風19号の影響から今日までの様々な変化の中で、誰もがかつて体験したことのない状況となりました。多くの生産者さんや農園さんは、販売先を失い観光客も激減し、大変厳しい時期が今も続いています。

時期を同じくして、私どもの宿には常連様からたくさんのメッセージが届きました。
なかなか旅行はできないが、おうちで楽しめるようなスイーツやパンの販売はありませんか?
という内容や、いつかまた必ず行くから、がんばって!というような激励、
お客様のお声は、とてもありがたく、そのあたたかいお言葉に私たちは大きなパワーをいただいたのです。

お客様のことを思うにつけ、日々の暮らしの中で、少しても安らぎの時間や信州の風を感じていただけたら。との思いが大きくなってきました。また、宿の仕事で、このような時だからこそできることを皆で考えました。

そこで、私たちは持続化補助金を活用して、この春に客室の一部をクローズし、お菓子工房にリフォームして菓子製造をスタートさせました。行き場を失った野菜や果物を加工して保存したり、身体に優しいスイーツ作りのために、スタッフ皆で試作を繰り返しながら、宿泊のお客様の無い時期を過ごしました。現在はお泊りいただいたお客様への店頭販売をはじめ、お持ち帰りや近所の別荘の方へ商品をお届けしている他、オンラインショップもまもなくオープンいたします。


こうして、生産者さんの思いのこもった素材も使わせていただき、ぷれじーるの売上もあげながら少しでも多くの方のハッピーにつなげられたら。との想いでスタートしたのが、私たちの「小さなお菓子工房」なのです。


自然からのメッセージ

工房では地元の農家・果樹園さんと協力して、こだわりの素材を準備しています。
お菓子作りには、管理栄養士や製菓衛生師の協力のもと、子育て中のママたちが「自分の子どもに食べさせたいと思うモノを心を込めて作る」という姿勢で取り組んでいます。

例えば、家族で農業を営む小林さんは、
季節のリズム、月の満ち欠けを軸とした昔ながらの農業方法を行い、紫米という古代米を作っています。
紫米は中国の皇帝に献上されていたという栄養価の高いお米です。小林さんは、お米そのものの素晴らしさだけでなく、その背景にある環境への想いや、健康への考え方も一緒にメッセージを届けたいという気持ちで日々の仕事をしているそうです。

紫米は、アントシアニンの色素が特徴で、白米に比べてミネラル分が豊富です。たんぱく質、ビタミンB1・B2・ナイアシン・ビタミンE・鉄・カルシウム・マグネシウムなども豊富に含まれており、薬膳料理としても古くから利用されてきました。大切な人の健康を考えて、なるべく余計なものを加えない手作りのお菓子をという思いから、紫米のクッキーが誕生したのです。


思いを伝え、つなげるために

お菓子の材料となる果物や農作物が育つ様子や生産者さんの仕事を、地元の学生さん達が季節を通して取材をしています。クッキーひとつ作るにも、材料それぞれの「素材」が出来上がるまでには長い時間が必要です。
出来上がったお菓子だけでなく、その背景にある想いやストーリー、大自然とのつながりを感じてもらおうという考えで、今後は動画の配信やイベントなども楽しんでいただけるように計画中です。


動画配信やイベントの運営には、高校生、大学生、20代の若者社会人が参加しています。デジタルを活用することで、遠い場所にいらっしゃるお客様とも、オンラインでつながることができる時代になりました。また、私たちの仕事スタイルも、高原の工房での作業以外に、工房に出勤しなくても、それぞれのメンバーが様々な場所や異なった時間帯で共働することが可能になりました。子育て世代、学生、70代後半のシニア層まで、新しいスタイルの働き方をすすめています。

デジタルが発達してきたからこそ、自然を感じる時間を持つことや五感を研ぎ澄ますことが大切だと言われています。
とれたての無農薬野菜や庭先に育つハーブ、有機無農薬のお米、地域の果実など、ぷれじーるの周りにある素材を使った「日常のおやつ」をコンセプトに作る製品たち。
大自然からのメッセージと共に、五感で楽しんでいただければ幸いです。


みなさまへ(対象者となられる方へ)

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
このクラウドファンディングの対象は、
おうち時間で『大自然のパワーを感じながら信州を味わいたい』全ての方です。

ご支援ご参加いただくことは、私たちの描いている未来を一緒に創ってくださることにつながりますので、
本当にありがたいです。
ここまで読んでいただいただけでも感謝です!が、もう少しお付き合いください。


ぷれじーるお菓子工房には、2つの想いがあります。

ひとつは、「ぷれじーるの製品を食べて笑顔になってほしい」
自然の理を大切に育てられた素材のエネルギーで元気になっていただくために、素材の生産者さんと共に新しい商品を創っていきたい。そして将来的には、直接お客様とお目にかかって、笑顔と喜びの場を作っていきたい。
そのように考えております。

もう一つは、「信州長野の地域や、ぷれじーるの魅力を、より多くの方に伝えたい」ということです。
豊かな自然の恵みから、私たちはパワーを受け取り、時に癒されます。目には見えない大切なものに気づくことや、人と人とのつながりに、明るい未来を感じます。デジタルを活用した情報の発信や交流と、リアルな出会い。
小さな一歩からではありますが、これをコツコツと続けていくことで、よりよい未来につなげてまいります。


この想いを形にするべく、日々仲間と共に精進しております。
しかし、これは私たちだけでは形にはできません。

このクラウドファンディングで皆様のお力をかしていただき、お菓子工房で新商品開発や情報発信サービスの足がかりとなる体制を作っていきたいと思っております。


資金の使い道について

ご支援いただいた金額は、新商品開発や動画制作に使わせていただきます。
将来的には、イベント開催や生産者さんの農園への現地訪問などを企画提案し、お客様の「旅」にもつながるようにと考えております。
今は、まずはお客様のおうち時間をより楽しく過ごしていただくことを考えて、商品のラインナップの充実をはかっていきたいと思っております。

新商品はすでに取り組んでおり、栄養が豊富で豊かなBIO人参の「皮や葉も全て使った」スイーツや、グルテンフリーのお菓子、甘くなくお酒のおつまみにもなるようなお野菜クッキーなども試作中です。

夏の太陽の光を受けて、ブルーベリー、プルーン、ラズベリー、ネクタリン、各種ぶどう、りんごなどの果実や木の実、季節のお野菜がどんどん育ち、大地はエネルギーに満ちあふれています。これから秋に向けて入荷待ちの果物もあり、美味しい組み合わせを試すのがとても楽しみです。


ご支援いただいた方へのリターン

リターンには、クッキーやパンの素材となる「ハーブ塩」や、米粉を使ったクッキー、長野県産全粒粉小麦を使ったパン、パウンドケーキや信州産フルーツの手作りジャムなど、宿でも人気のあるものをご用意いたしました。

また、まだ発売前ではありますが、「ベラベッカ(Berawecka)」も加えました。「ベラベッカ」は、ドライフルーツやナッツがぎっしり詰まったお菓子です。フランス・アルザス地方のお菓子ですが、信州風にアレンジしています。
クリスマスのスイーツとして近年人気が高まっています。ぷれじーるでは、登山者やアスリートのエネルギー補給や携行食として販売していく計画で、11月の発売に向けてこの後フルーツの仕込みが始まります。

この場をかりましてぜひ!皆様からの貴重なご意見もいただきたく、今回リターンのセットに加えさせていただきました。お届けは、9月下旬から10月中旬を予定しております。


ぷれじーる(喜び)への想いと、10X目標につながるお菓子工房の試みと共に、
私たちの夢を一緒に追いかけていただけないでしょうか。

また、何かコラボできそうなことがあれば、お声がけいただければとても嬉しいです。
ご支援、ぜひともよろしくお願い申し上げます。

ぷれじーる公式サイト https://nekodake.com

プロジェクトオーナー

たじま加代子

長野県 菅平・峰の原高原にて、喜びをつなぐ小さな宿(ぷれじーる)を経営。
五感を研ぎ澄ます空間創りと体験の機会を提供することをライフワークとしています。

別の顔としては、

・音楽セラピスト
・読書会ファシリテーター
・Google認定トレーナー

ホスピタリティと即興性をもって、個々の輝きを尊重しながらの場づくりを大切にしています。

●ぷれじーる公式サイト
https://nekodake.com

●アイコスモ合同会社
https://icosmo.jp

●Facebook
https://www.facebook.com/kayoko.tajima

現在の支援金総額

  • ¥ 241,500
  • サポーター 38 人

このプロジェクトは
2021/08/28 23:59 に終了しました